*口内炎

私が学生のころから良く行く屋台のラーメン屋さんの大将の話です。
「健康を考えて禁煙すると、とたんに口の中が口内炎だらけになる、で、吸い始めるとすぐ治る。口内炎に良い治療法はないかね?」とのこと。
これはストレス(この場合タバコをがまんするというストレス)が口内炎の原因の一つであることをあらわす良い例だと思います。食生活や体調など、他は同じ条件のなか、ただ禁煙しているかしてないかの違いだけです。
ビタミンB・C・E類、葉酸の多く含まれる食物(オレンジ、グリーンアスパラガス等、、)を多く摂ってみてはいかがですか、など色々アドバイスをしましたが、なかなか治りません。

結局一番効果的だったのは、うがいでした。とにかく気がついたらうがい、仕事の合間にもうがいをし続けていたら
口内炎が出来なくなったそうです。

口内炎の原因は色々といわれていますが、(ビタミン、栄養の不足、風邪他による免疫力の低下、口腔乾燥など)
まず口腔内を清潔にすることが基本で、それでも奏効しない場合次の方法、原因を考えるべきかな、と最近は考えています。
普段、うがいや歯磨き前の段階では唾液一滴の中に1億匹の細菌がいるといわれています。うがいや歯磨きのあとはしばらく清潔が保たれますが、細菌の塊である歯石はそれでは取れないため、そこからまた,うようよと細菌が唾液の中に出てきます。
歯石のつきやすい人そうでない人、歯石が出来るメカニズムなど詳しくはまた別の機会に譲らせていただきたいと思います。
結局それが言いたいのかといわれそうですが、定期的に歯科医院で歯石を取ることは大事ですよね。