ITI トレーニングコース

インプラントの選択基準(ティッシュレベル&ボーンレベル)を受講してきました。
場所は熊本市の熊本デンタルフォーラムというところです。熊本城の内堀として活用されている坪井川沿いにあり、川風が心地よく、7月にしては過ごしやすく感じました。

研修室からも川が望めます。

最近Straumannのインプラントに、主に2回法に適したボーンレベルインプラントというタイプが新たに加わったため、従来のティッシュレベルインプラントとの使い分け、臼歯部位と審美部位におけるインプラント治療の留意点、解剖学的制約、アバットメントの選択などのおさらいもかねて勉強しなおすのが目的です。

この日の講師は添島義樹先生で、熊本インプラントセンター添島歯科医院http://www.soejima-sika.com/院長であり、この会場の上がとても立派な病院になっています。実は私の高校の同級生でもあるのです。

受講生も九州中央病院 臨床教授の堀之内先生を始めとする高名な諸先輩方や九州大学病院の顔面口腔外科の後輩の先生方などで、かなりレベルの高い講演、質疑応答を聞くことができました。
硬さ、削る時の感触が本物の骨に近い模型を用いた実習も行われました。


十数年前にもITIの同じような実習を受けましたが、当時とはインプラントの種類、術式などのバリエーションが増え、いま一度頭の整理に役立ちました。

お昼は二軒隣の喫茶店で食事でした。

行きと帰りは新幹線を利用しました。できたばかりの新熊本駅です。

駅の周辺は再開発で高層ビルの建築なども進んでいます。何年後かにはこの辺りはすっかり変わるのでしょうね。